超低解像度遠赤外線画像の認識

概要

高齢者の見守りのためには,プライバシに考慮し,また夜間でも認識可能なセンシングが必要です.そこで,超低解像度な遠赤外線画像に着目しています.超低解像度であるためにプライバシは問題にならず,遠赤外線を捉えることで夜間でもセンシングが出来ます.これを用いて,人物の行動認識や姿勢推定に関する研究をしています.

代表的な研究

  • S. Iwata et al., LFIR2Pose: Pose Estimation from an Extremely Low-Resolution FIR Image Sequence, ICPR2020.
  • Y. Kawanishi et al., Voting-based Hand-Waving Gesture Spotting from a Low-Resolution Far-Infrared Image Sequence, VCIP2018.

距離画像を用いた物体姿勢推定

概要

ロボットが物体を掴んだり操作したりする際には,物体の姿勢を正しく認識する必要があります.最近は距離画像センサが多くのロボットに搭載されるようになって来ています.そこで,距離画像を用いて物体の姿勢を推定する研究に取り組んでいます.

代表的な研究

  • N. M. Z. Hashim et al., Best Next-Viewpoint Recommendation by Selecting Minimum Pose Ambiguity for Category-level Object Pose Estimation, JSPE, 2021.
  • H. Tatemichi et al., Median-Shape Representation Learning for Category-Level Object Pose Estimation in Cluttered Environments, ICPR2020.

群衆の視線推定

概要

多数の人物が,何に注目しているのかを知ることは,スポーツ観戦者や音楽ライブイベント参加者の興味の推定に有用です.そこで,多数の人物を同時に写した映像から,そこに写っている人物の多くが,何に注目しているのかを推定する研究に取り組んでいます.

代表的な研究

  • Y. Kodama et al., Localizing the Gaze Target of a Crowd of People, ACCV2018 Workshop.

骨格系列の変化による行動認識

概要

人の骨格がどのように変化しているかに着目することで,その人が何をしているのか,どういう状態なのかを知ることが出来ます.最近,画像から人物の骨格を精度よく推定できる技術が出てきたことから,こうした技術を用いて推定した骨格を,様々な認識に応用する研究に取り組んでいます.

代表的な研究

  • N. Nishida et al., SOANets: Encoder-Decoder based Skeleton Orientation Alignment Network for White Cane User Recognition from 2D Human Skeleton Sequence, VISAPP2020.
  • O. Temuroglu et al, Occlusion-Aware Skeleton Trajectory Representation for Abnormal Behavior Detection, IW-FCV2020.

広範囲の複数人物追跡

概要

広範囲にわたる人物の移動軌跡を知ることは,人流解析や迷子探し等の技術において重要です.複数のカメラによって広範囲を観測する状況で,どの人がどこを通ってどこへ行ったかを知るために,カメラ間での人物の対応付けに関する研究に取り組んでいます.

代表的な研究

  • Y. Kawanishi et al., Trajectory Ensemble: Multiple Persons Consensus Tracking across Non-overlapping Multiple Cameras over Randomly Dropped Camera Networks, CVPR2017 Workshop.

画像認識技術の他分野への応用

概要

画像認識技術は,生命科学や天文学など,様々な分野でも期待されています.我々も,天文学や考古学の分野に画像認識技術を応用した研究に取り組んでいます.

代表的な研究

  • S. Ueda et al., Identification of infrared-ring structures by convolutional neural network, SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation 2020